XM Tradingは追証なし・最大レバレッジ888倍が特徴の海外FX業者ですが、日本人トレーダーから絶大な支持を得ていることをご存知でしょうか。
私は今まで最大レバレッジ25倍の国内FX業者(GMOクリック証券やDMM.com証券)をメインに利用していましたが、XM Tradingのサービス内容に惹かれて口座開設に至りました。
ここではXM Tradingで取引を始めるために必要な手順と実践取引を通して感じたメリット・デメリットを徹底解説します。
目次
XM Tradingの特徴
XM Tradingは、キプロスから金融規制が緩いセーシェル法人を設立しました。セーシェルは、世界で有名なタックスヘイブンでオフショアビジネスとしても極めて注目を集めています。
そして、XM Tradingの最大の特徴として挙げられるのが「追加証拠金一切なし」「最大レバレッジ888倍」のパワートレードができる点です。
最近の動向では、XM Trading専用アプリもローンチしました。
XMのメリット
- 最大レバレッジが888倍なので小額でも大金を稼げる可能性がある
- 入金するたびにボーナスがもらえる
- トレードするたびにロイヤリティポイント(キャッシュ)が還元される
- 日本語対応で24時間サポート
- 追証なしのゼロカットシステム採用
- MT4/MT5が使える
- 無料でチャート分析セミナーに参加できる
XMのデメリット
- 国内FX業者よりスプレッドが広い
- 入金時にデビットカードを用意した方がよい
- レバレッジ掛け過ぎると即ロスカットされる
- bitwalletに出金用の口座を作った方がよい
XMで口座開設してみた
XM Tradingは海外業者ですが、かといって本人確認書類なしで取引ができるか?というとそんなことはなく、しっかり本人確認書類を提出する必要があります。
私は本人確認書類を提出してから翌日に口座開設の通知がメールできました。
2018/9/19 23:02に本人確認書類をアップロード
2018/9/20 9:36に口座有効化のお知らせが届く
本人確認書類をアップロードしてから約10時間で口座開設ができました。この口座開設スピードもXM Tradingの特徴の一つですね。
XM Tradingをおすすめするトレーダー
さて、XM Tradingの魅力を先に紹介したい気持ちはありますが、その前に最も重要なのが「トレードスタイル」です。
XM Tradingは3種類のコースが用意されており、初心者からスキャルピング、デイトレードなどコースによって幅広く対応しています。
私の場合、デイトレードが主になるため、スワップポイントの充実度は求めていません。
その代わり、リジェクトせずにしっかり約定すること、国内業者のようにレート操作しない透明性を重要視しています。
もしもスワップポイント重視の長期スタイルを前提にしている場合、XM Tradingより国内FX業者の方がおすすめです。また、スプレッドはUSD/JPYで1.7pipsほどなので、国内FX業者のスプレッドと比較すると見劣りします。どうしても狭いスプレッドで取引したい場合も同様にXMはおすすめしません。
XM Tradingのスプレッドおよぼスワップポイントはお世辞にもすごい良いとは評価できませんが、ポイントサービス、入金ボーナスがかなり魅力な点は押しておきます。
スキャルパー・デイトレーダーにおすすめする理由
スキャルパーとデイトレーダーにXM Tradingをおすすめする理由は、サービス性とXM Tradingのカバー方式にあります。
また、XM Tradingには3種類のコースが用意されており、それぞれの特徴を下記の表にまとめました。
マイクロ | スタンダード | Zero | |
---|---|---|---|
口座通貨 | ドル、ユーロ、日本円 | ドル、ユーロ、日本円 | ドル、ユーロ、日本円 |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 | 500倍 |
1ロット単位 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最大取引量/回 | 100ロット | 50ロット | 50ロット |
最小取引量/回 | 0.01ロット(MT4) 0.1ロット(MT5) | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大保有数 | 200ロット | 200ロット | 200ロット |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 100ドル |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 10万通貨あたり 片道5ドル |
入出金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
口座維持手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
複数口座開設 | 可能 | 可能 | 可能 |
注文方式 | STP | STP | ECN |
両建て | 可能 | 可能 | 可能 |
スキャルピング | 可能 | 可能 | 可能 |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
FX通貨ペア | 57通貨 | 57通貨 | 56通貨 |
CFD取引 | 33銘柄 | 33銘柄 | 不可 |
貴金属取引 | 4銘柄 | 4銘柄 | 2銘柄 |
ロスカット水準 | 20%以下 | 20%以下 | 20%以下 |
マージンコール | 50% | 50% | 50% |
追証 | なし | なし | なし |
信託保全 | ◯ | ◯ | ◯ |
自動売買 | 可能 | 可能 | 可能 |
無料VPS | 対応 | 対応 | 対応 |
入金ボーナス | あり | あり | なし |
3種類のコースごとでそれぞれサービス内容は異なりますが、重要なポイントのみピックアップして詳細に解説していきます。
口座通貨は3通貨から選べる
口座通貨は口座開設の申し込みフォームで3通貨から選ぶことができます。
日本国内在住の方は、基本JPYを選んで申し込みしてください。
最大レバレッジは自由に選べる
XM Tradingのレバレッジは最大888倍ですが、設定画面から自由に選択することができます。
私は現在888倍を設定しているため、上記のレバレッジ変更画面には1:888が表示されていませんが、1倍~888倍までレバレッジ変更画面から自由に設定ができます。
国内のFX業者は最大レバレッジが25倍のため、資金効率が落ちます。一方、XM Tradingならかなり資金効率が上がるため、小額からでも大きなポジションを持つことができます。
例えば、ポンド/円の現在値が145円の場合、1万通貨を保有するための必要証拠金は次のとおりです。
145円 × 1万通貨 = 145万円(想定元本)
145万円 ÷ 25倍 = 約6万円(国内業者の必要証拠金)
145万円 ÷ 888倍 = 約2,000円(XM Tradingの必要証拠金)
1万通貨のポンド円をたった2,000円から取引できるのは驚愕ですよね。こういった特徴があるため、ロスカットに大きく関わる証拠金維持率もかなり余裕ができます。
ただし、いくら小額から取引できるからといって、口座残高が少なければ数十pipsの為替変動でロスカットされかねないのでデイトレ・スキャルでも(1万通貨当たり)10万円くらいあると維持率に余裕ができます。
1回あたりの取引量
マイクロ口座は10万通貨/回、スタンダード口座は500万通貨/回、Zero口座も同様に500万通貨/回となっています。
もしも、100万通貨のポジションを保有した場合、1pipsの変動で±1万円の損益が動きます。
米ドル円が1ドル=100円とした場合、約12万円(レバレッジ888倍)あれば100万通貨の取引が可能です。
十数万円しかないのに万単位の利益を数秒で稼ぐことも夢ではありませんが、よっぽど自信がある人だけにハイレバをおすすめします。
Zero口座はスキャルパーのための口座
マイクロとスタンダードの取引手数料は一律無料ですが、Zero口座はスプレッドがかなり狭い代わりに10万通貨あたり片道5ドル(約500円)の取引手数料が発生します。
往復10ドル(新規ー決済)と考えると、最低でも1pips超のサヤを抜く必要があります。しかし、国内FX業者のようにスキャルパー追い出しがないのは大きいです。
国内FX業者がスキャルパーを排除する理由は、結局カバーが取れないからなんですよね。スキャルパーに取引される度に損失が増えるため、経営上締め出しする方針を取っている国内FX業者は多いです。
そう考えるとスキャルパーにとって、公にスキャルピングOKとしているXM Tradingを使わない手はないはず。
スキャルピングOKの理由
ではなぜXM TradingはスキャルピングOKとしているのか?
それはNDD(No Dealing Desk)方式を採用しているからです。NDD方式はインターバンク直結の仕組みなのでユーザーの注文は即時インターバンクにカバーされます。
NDD方式を採用していない国内FX業者は、顧客の売りと買いで相殺できない数量をカバーしますが、スキャルパーの注文をカバーしようとするとカバーできず逆に損します。(カバー負け)
NDD方式にもデメリット(スリッページで約定しない)はありますが、インターバンク直結方式を採用しているため、スキャルピングでもOKなんですね。
しかもZero口座の注文方式はECN(Electronic Communications Network)を採用しているため、非常に透明性が高く低スプレッドが実現されています。
まさにZero口座は、スキャルパーのための専用口座と言えますね。
入出金手数料は無料
海外FX業者だからといって出金拒否されることは一切ありません。出金拒否っていつの時代だよwって感じですが、昔のFX市場は詐欺も横行していたため、そういった問題がありました。
しかし、FX市場自体が法整備と共に成熟し、社会に浸透したことでそういった問題もほぼなくなったと思います。
入金手数料について、手数料は無料ですが振込入金でXM Tradingの口座に振り込むと銀行側に手数料が取られるため、デビットカードを使った入金方法がおすすめです。
クレジットカードでも入金は可能ですが、後から請求がくる性質のカードなのでXM Tradingに入金する際は、デビットカードを利用しています。
デビットカードで入金すると即時引き落としになるので余剰資金の管理がしやすいです。また、振込手数料も無料なので無駄なコストも抑えることができます。もしもデビットカードを作るならジャパンネット銀行おすすめです。
ロスカット率は20%で追加証拠金なし
国内FX業者のロスカット率は40%~50%になっていることがほとんどですが、XM Tradingのロスカット率は20%のため、ポジションロスカットまでかなり余裕があります。
国内FX業者の場合
XM Tradingの場合
ロスカット率が低ければ低いほど私たちトレーダーにとってマイナス残高(証拠金)になるリスクが大きくなります。
しかし、XM Tradingは追証がないため、もしも証拠金がマイナス残高になっても自動的にゼロに戻るだけです。(ゼロカットシステム採用)
一方、国内FX業者の場合、証拠金がマイナス残高になると(業者側から見て)債権となるため、回収するために電話で催促されたり場合によっては法的手続きも行われます。
下記のツイートは、追証ありでゼロカットシステムがない業者を使ったリスクの事例です。
【報告】
— S @仮想通貨ブログ (@sgoroku) 2018年1月16日
ビットコインFXで日次マイナス1600万円喰らいました😇
172万で30枚ロング、125万で強制ロスカット。
証拠金はマイナス450万円に。
3日以内に支払えとのことです。
証拠金50%切ったら自動で切ってくれるんちゃうの...。CBからの追証は辛すぎる pic.twitter.com/rXiWeqHA75
こちらのケースはbitFlyerがシステム負荷で本来50%の維持率を切った時点でロスカットが発動するはずでした。
ところがロスカットは発動せず、操作も不能な状態が続いたそうです。そして、ロスカット発動後に証拠金がマイナス450万円になった事例です。
こういったシステムリスクの事例を見るとゼロカットシステムを持たないハイレバ取引がいかに危険か分かりますよね。
今回の事例はビットコインですが、これは国内FX業者も同じです。
XM Tradingは追証なし・ゼロカットシステムが採用されているため、大きく勝負に出れますし、マイナス残高になっても預け入れた証拠金を失うだけで済みます。
まとめ
XM Tradingの大きな特徴は「レバレッジ888倍・追証なし・スキャルピングOK」なのでデイトレーダーやスキャルパーにとってトレードしやすい環境が整っています。
取引ツールはMT4/MT5を利用するため、自動売買も可能ですし、新規/決済もスピーディーに行えます。
また、MT4/MT5は非常にカスタマイズ性の高い取引ツールなので、自分にとってトレードしやすい環境を作れるのも気に入ってます。
XM Tradingは日本語サイトがしっかり作られており、日本語サポートも充実しているため、口座開設後スムーズに取引を始められると思います。
是非、XM Tradingでワンチャン掴んで大金ゲットしてくださいね。
この記事へのコメントはありません。