相場が上下する本質を考えよう

通貨のマーケットは24時間変動し続けていますが、なぜ上下動するのかご存知でしょうか。誰もが思いつくのが、2国間の金利差・経済の景気動向・中央銀行の政策や指標発表です。これらの要素は、ファンダメンタルズという用語で表現されます。

しかし、ファンダメンタルズ(需要と供給)は、通貨の価格を動かす直接的な要因であって、相場を動かす本質ではありません。

では、本質とはいったい何でしょうか。

マーケットの価格を動かす存在

それは、「人」です。

ここで言う人とは、あなたのような個人投資家や大きな資金量を持つ機関投資家・銀行などを指します。価格が動く背景には、人の思惑や感情があります。例えば、金利が上がるなら、その通貨を買おうと考える「人」が必ず存在します。

価格を動かすのは人の数ではない

マーケットには参加者という「人」が存在します。チャートを目の前にすると、機械を相手にしているように思ってしまいますが、チャートの値動きには、参加者の意思決定が反映されるのです。

しかし、価格の値動きは多数決(人の多さ)で決まるわけではありません。価格の変動要因は、投下される資金量で決まります。

つまり、上がると思うマーケット参加者が多くても、たった1人の参加者が彼らの資金量を上回っていたらいとも簡単に覆すことができるのです。

その存在がビックプレイヤーと呼ばれる銀行や機関投資家の存在です。

個人投資家は儲けることができないのか

相場は資金量の多さで動くと説明しました。それでは、我々のような弱小投資家は、どのような戦略を取るべきなのか考える必要があります。

技術的なことは先の章で解説しますが、私たち弱小投資家が儲けるにはビックプレイヤーと同じ目線(考え方)で取り組む必要があります。

しかし、ビックプレイヤーのような存在は、身近にいないのがほとんどです。私たちが大きな参加者と同じ目線で取り組める唯一の方法が「チャート」です。

チャートは思惑の軌跡

チャートにはテクニカル分析といった手法を活用して取引の動向を探るのが一般的ですが、初心者の方ほどテクニカルの落とし穴にハマってしまう傾向があります。

これを聖杯探しと言います。

聖杯探しとは、儲けられる手法を永遠と探し求める行為ですが、相場にはそのような答えは絶対に存在しないことを心に留めておいてください。

経済アナリストを信じてはならない

もしも、あなたがFXマーケットに参加するなら経済アナリストのレポートを鵜呑みにして取引をしてはいけません。

理由は、経済アナリストはレポートを作るのが仕事であって、相場で儲けることを目的としていないからです。

例えば、アメリカの経済指標が良くて円高に動いたとしましょう。

良好な数字が発表されたにも関わらず、逆にいってしまった場合、どう説明するのでしょうか。恐らく尤(もっと)もらしい後付け解釈がされるのではないかと思います。

アナリスト達はそれで良いのかもしれませんが、あなたがトレーダーだったら、経済指標の良し悪しでポジショニングを判断しているといずれは資金を飛ばしてしまうことになるでしょう。

相場が上がった・下がった理由探しは不毛

相場が予測した方向と逆行(損)してしまった場合、誰しもがニュースから原因を探ろうとします。しかし、この考え方は、持っているポジションに対して正当化しようとする非常に危険な思考です。

相場が上下動する要因は、資金量の大きい参加者が動かしていますが、その参加者の考え方も十人十色です。

つまり、相場の参加者の数だけ材料があるため、上がった・下がったの理由探しは不毛なのです。

初心者の意識は早々に捨てなくてはならない

デモトレードを活用したり、小額通貨で取引できるFX業者を利用している内は、経験値を積む目的であれば、初心者の意識のままで良いかもしれません。

しかし、あなたが参入しているマーケットは、プロが凌(しの)ぎを削ってお金を稼ごうとしている戦場です。

厳しい言い方になりますが、初心者だからという意識は、自身にとっての言い訳でありプロからしてみればただのカモなのです。

だからこそ、早々にしっかり稼げる技術力を身に付けたり、お金の欲望に振り回されない精神力を養う必要があるのです。

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小池

養分小池です。2009年にFXと出会い、2012年から本格的にFX取引を始めましたが、8年経っても未だFX取引で継続的に勝ち続けることができず、フルボッコ状態が続いています。

なかなか芽が出ない中、2017年に仮想通貨と出会いビットコインFXにもチャレンジするようになりました。

FXで勝ち続ける人はほんの一握りですが、相場に挑み続け自分なりのトレードスタイルを確立してきました。

これからFXを始める人にとって私の経験が少しでもお役に立てたらと思いブログを運営しています。

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