副業FXはこれからの時代に必要な資産形成のスキル
旦那の給料だけでは家計が苦しく、節約せざるを得ない状況で1万円でも多く貯金しようと考えている30代・40代の方は多いです。なぜなら、国の年金制度はボロボロで将来安泰に暮らせると思っている人は少ないからです。
将来に対して漠然と不安を感じているものの、なんとか生活が成り立っていると現状維持のまま過ごしてしまいがちです。しかし、何も挑戦しなければ未来は変わりません。
団塊の世代と言われる人たちは、今の年金財政状況で逃げ切れますが、私たち30代以降は自分たちの力で稼いでいかなければ生活が成り立たない時代に突入してます。
私は、将来の不安を払拭するためには、自分自身で稼げる能力を身につける必要があると強く感じています。それが、投資の世界です。
副業FXなら家事・育児に追われる忙しい主婦でもできる
金融商品は、株式・債券・FXなど実にさまざまな投資商品が用意されていますが、パートタイマーや家事・育児などで時間が取れない主婦の方はFXから始めるのが良いです。
理由は、24時間取引できるため、パートやアルバイトが終わったあと、あるいは子供が寝静まったあとからでも好きな時間に稼ぐことができるからです。
FXマーケットが活発に動き始める時間帯は、夕方の15:00~0:00です。この時間帯は、大きなお金を動かす欧州勢・欧米勢が入ってくるため、為替差益を狙いやすい時間帯でもあるのです。
主婦の方なら9:00~15:00のあまり大きく動かない東京時間は、アルバイトやパートの時間に使って、仕事後はFXに取り組むと時間を有効活用できます。
パートタイマー・アルバイトで稼げる限界
アルバイトやパートをしている主婦の方が働く目的は、少しでも家計を支えるためのはずです。しかし、数万円程度を稼いだところで残念ながら将来の漠然とした不安を消すことはできません。
もし、あなたが病気や怪我で倒れてしまったら、そこで収入は途絶えてしまいます。また、2万円程度コツコツ貯金しても同じです。月に2万円貯金した場合、年間で24万円です。10年間で240万円です。
仕事をやめて240万円の貯蓄で生活することになった場合、10年間という時間を費やしても、たった1年で使い切ってしまう水準です。つまり、いくら労働時間を増やして稼いでもお金の不安という本質的な問題を解決することはできません。
だからこそ、あなたが目指すべきなのは、体を使って稼ぐことではなく、お金を働かせて不労所得を生むためのスキルを身につけることなのです。インターネットが発達した今、稼げる環境はすでに整っています。あとはやるか・やらないかだけです。
国民負担は間違いなく今後も増加していく
年金財政は、経済が右肩上がりを前提に計算していますが、果たして超少子高齢化に突入した日本経済に成長性を感じている方がどれだけいるのでしょうか。
日銀の異次元緩和と言われる金融緩和で大量のお金を刷ったものの、向かった先は株と不動産です。しかも、潤ったのは一部の企業だけであり、私たち労働者のベース賃金はまったく変わりません。
日本政府は1000兆円を超える借金を国民に負わせ、今後の年金財政と社会保障費を充当するために消費税も上げてきます。また、金利が上昇すると国債の償還だけで、国のお金が回らなくなるため、消費税は10%で止まらず、今後も負担は増加していく事は間違いありません。
私たちの暮らしはますます苦しくなることは容易に想像つきます。これを打破するためには、あなた自身が自分のスキルで稼げる能力を身につけることです。
裁量トレードこそ自分自身で稼げるスキルの王道
裁量トレードという言葉をご存知でしょうか。これは、システムトレードのような自動売買でFXをするのではなく、あなたの技術・経験・勘だけを頼りに取引することを指します。
これからFXを始めようとしている方にとっては、いきなり自分の判断で取引するのは困惑するかもしれません。
しかし、だからといって自動売買にいきなり頼る姿勢では、相場の世界で生き残ることはできません。自動売買の本質を考えてみてください。自動売買は、裁量トレードをパッケージ(ブラックボックス化)して自動化したものに過ぎません。
また、自動売買はある一定のルールに従って取引するため、相場の動きに変化があった場合、停止あるいは組み替えを行わないと負けてしまいます。停止あるいは組み替えの判断をするのは、あなた自身です。結局行き着くところは裁量なのです。
裁量トレードを始める際に注意するべき2つの事
1点目は、これからFXを始める未経験者なら初期投資額を低めに抑えてから始めてください。低めの基準は、あなたの資産状況によりますが、まずは10万円からスタートしてください。
人間は、煩悩(ぼんのう)の塊です。お金を増やしたいと意気込み過ぎると、欲に負けて必ず痛い目に遭うのが相場の世界です。大きなダメージ(損失)を避けるには、小さな金額から始めるようにしましょう。大きな金額を稼ぐのはあなたのスキルを磨いたあとでも遅くはないので、焦らず少額から取引してください。
2点目は、デモトレードから始めるのではなく、リアルのお金を運用して取引することから始めてください。理由は本気度と経験値を貯めるスピードの違いです。
デモ口座で取引すると損しても練習だからという甘えが出ますが、実際のお金を運用すると、シビれる状況に追い込まれることもあります。その経験こそが投資スキルとしてストレートに反映されます。時間は有限ですので、デモ口座に費やす無駄な時間は避けるべきです。
FX初心者の主婦が資産を築くための方法
スポーツの世界にルールが存在するように、FXもまた取引ルールが存在します。まずは基本的な取引ルール(レバレッジや証拠金の概念)を学習することから始めてください。
ある程度のルールを把握したら、最小の取引数量でポジション(建玉)を持ってみましょう。ポジションを持つときは、上がる(円安)と思えば買い、下がる(円高)と判断するなら売りです。
ポジションを持った後、建玉の評価損益を見てください。刻一刻と変化するお金の変動に、あなたの心は、安心・不安・期待・恐怖・後悔・嫌悪・苦しみ・絶望・緊張などを感じるはずです。
資産を築くために必要なスキルは、分析能力や取引手法と思われがちですが、実はその解釈は誤っています。コツコツと利益を積み重ねるには、感情に支配されない強さを手に入れることが最も重要なのです。そして、感情に支配されないコツは、少額から始める事です。私がこの考えに至った経緯をまとめました。
初心者であればあるほど、テクニカル分析やトレード手法にこだわる傾向がありますが、相場で安定的に利益を出すために必要なのは、分析・手法(1割)<あなたの相場心理と資金管理(9割)です。
分析や手法は、おまけみたいなものです。ただ、この考えに至るまでには多くの痛手、苦しみ、葛藤を経験します。
投資が怖いなら10万円から始めてみよう
投資をこれから始める方にとって、FXは怖いと思うかもしれません。投資の世界は、リスクを取ってリターンを得るのが基本です。お金を失うのが怖いなら、投資はやめて時間を切り売りする労働で稼ぐことをおすすめします。
FXの世界は、命の次に大事なお金をリスクに晒して奪い合うゼロサムゲームです。だからこそ、相場に参加する人は真剣そのものです。また、リスクを取るということは、お金を失うこともあり得るということです。あなたには、その覚悟と度胸がありますか?
少額から始める初心者向けのおすすめFX会社
1位 SBI FXトレード
SBI FXトレードは、業界の中でも唯一1通貨から取引できるFX会社なので、少額取引から始める初心者にとって一番取り組みやすい環境が整っていると言えます。
米ドル円を1通貨(ドル)取引したときの為替差益のイメージは、1ドル100円が101円(円安)になったときの損益は+1円です。つまり、1000通貨(ドル)取引したときは、1円の値幅で±1000円の損益が出ることになります。
もしも10万円から始めるならば、取引数量は100通貨あるいは1,000通貨でトレードするようにしましょう。少額でも上手に運用すれば、数万円のおこづかいなら稼ぐことは可能です。なお、SBI FXトレードは、10,000通貨以内なら業界最狭のスプレッド(手数料)です。
FXってどんな感じなの?という方は、口座開設後にログインするだけで500円のキャッシュバックキャンペーンがあるので、その500円を使って1通貨で試しに取引してみるのもアリだと思います。デモトレードとは違う実践のFX取引を無料で体験できるのは、初めてFXを経験する方にとって非常に良い機会です。
業界No1のスワップポイントで外貨預金のように運用もできる
世界No1の取引高を誇るGMOクリック証券のスワップポイントよりも、有利な水準で金利収入を貯めることができます。下記のスワップポイント実績値は、10,000通貨当たりの2016年4月AUD/JPY(豪ドル/円)を比較しています。
GMOクリック証券:1,470円/月 17,640円/年
SBI FXトレード:1,478円/月 17,736/年
SBI FXトレードは、初心者向けに外貨をコツコツ購入できるレバレッジ付定期外貨買付サービスも提供しているため、為替差益を狙いつつスワップポイントを貯めるのも1つの運用方法です。このサービスは、外貨預金よりも効率よく資産運用ができるので、円高だからこそ外貨を少しずつ貯えていくのも良い戦略です。
2位 DMM.com証券
DMM.com証券は、FX業界内でスプレッドが圧倒的にお得なので、手数料で選ぶならこのFX会社で間違いありません。テレビCMでは、ローラを起用して右も左も分からないFX初心者を集めていますが、ホームページのコンテンツも充実しているため、学習目的で活用してもよい業者です。
ただし、最低取引単位は、10,000通貨からなので初期投資額40万円~50万円から始められる方向けです。約50万円からスタートした場合、10,000通貨を取引したらレバレッジ2倍~3倍の水準です。最大でも20,000通貨を限度に取引するよう心掛けて下さい。
最大2万円のキャッシュバックがあるけど初心者には敷居が高い
DMM.com証券に口座開設後、スマートフォンだけで500Lot(※)取引すると、2万円のキャッシュバックをもらうことができますが、初回入金10万円以上+3ヶ月以内という条件付きです。
※10,000通貨 = 1Lotを指します
デイトレードで高頻度の取引をする方なら、ラクに条件をクリアできる水準ですが、キャッシュバック目当てに初心者が取引すると、資金を減らしてしまう可能性があります。キャッシュバックは、取引した結果のおまけの位置付けと捉えておきましょう。
複数口座を作って軍資金を分割するメリット
FX会社に複数口座を作ってお金を分散する方法もあります。3つも4つも口座を持つと管理が面倒になりますが、2口座までなら複数口座を持つメリットがあります。
レバレッジを掛け過ぎない
1口座にお金を集中させると、お金がある分だけレバレッジを掛けて取引したくなるのが人間です。これは、損失を出したときに一気に取り戻そうとホームランを狙ったり、欲をかいて大儲けを狙うあなたの行動リスクを強制的に排除することを目的としています。
私が初心者だった頃、ホームランを狙ったり、一気に稼ぎたいと欲を出して大きな取引数量でトレードした結果、逆に大損した経験がありました。だからこそ、お金は1口座に集中させるべきではないと考えています。
システムリスクのヘッジ
昨今のFX会社の大きなシステム障害は、1年間に1度あるかないかの品質レベルまで来ているため、あまり意識する問題ではないですが、その1度のシステム障害であなたの大切な資金を失うリスクもあります。
システムリスクの1例を挙げると、もしもなんらかの問題でログインできなかった場合、その間に為替相場が大きく動いても対処することができません。コールセンターに電話しても、多くの人が電話するため、回線はパンクし、繋がらない(待たされる)ことがほとんどです。
システムリスクをゼロにすることは不可能なので、その問題をヘッジするために、複数口座を用意しておくと、リスクに対処することができます。
分散投資
1口座だけで分散投資する方法もありますが、欲望に負けて1通貨ペアに資金を集中させてしまう事は多々あります。結果、ロスカットされたくないポジションまで巻き添えになるリスクがあるので、デイトレ用・スワップ狙いのキャリー用を1口座で運用するのはおすすめしません。
分散投資は、DMM.com証券のようにスプレッドが狭いFX会社をデイトレード用の口座、SBI FXトレードのようにスワップポイントが高いFX会社を中長期スタイルのスイング用口座にして、目的に合わせて運用すると、分散投資の管理がしやすいのでおすすめです。