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円高の流れに乗ろう!売りから入るFXの仕組み

現物の株式からFXを始める方や、これからFXを始める初心者の方にとって、最初に混乱するのが、売りという言葉です。

この売りから始められるFX取引とはいったい何なのでしょうか。

モノがないのに売りから入れるFX

私は現物株式からFXに転向した経緯があります。初めてFXに触れた時は、売りの概念がよく分からず、混乱したのを今でも覚えています。

信用取引で空売りをやっていた方にはしっくりくると思いますが、私のように現物のみで取引している方にとっては意外とイメージが湧かないのが売りの概念です。

さて、ここでは売りから入る基本的な概念と特徴を解説します。

なぜモノがないのに売れるの!?

売りがよく分からない原因の主な理由は、モノを基準とした考え方から来ています。

現物株式は、モノ(株式)を売るという行為で売買が成り立つためイメージしやすいですが、FXにはモノが存在しないため、売りという概念を分かりづらくしています。

売りから入れる概念

取引を行う際、チャートを見ていると機械を相手にしているように思われがちですが、あなたが下がると思って売りから入った場合、上がると思って買いから入る参加者もいます。
図を見ると理解しやすいと思います。


相場は、値動きを予想して上がると思っている参加者と、反対に下がると思っている参加者の思惑が働くことで売買が成立します。

図1


FXは、必ず反対売買を行うルールが存在します。これを差金決済と言います。ただし、反対売買を確定させる期日はありません。

図2


反対売買を行わない間は、お金を借りている側になるため、スワップポイント(金利)を支払います。

かなり異例ですが、昨今の経済情勢でECBはマイナス金利を導入したため、ユーロをを買うと逆に金利を支払う側(売りは金利をもらう側)になります。

図3


為替変動により、マーケット参加者の思惑も時間と共に変化し始めます。

変化(トレンドの発生やレンジのブレイク)が起こってくると、商(あきな)いも活発化してきます。

図4


反対売買を行う際、借りた時の仕入価格より、返す時の仕入価格が安く(円高)なると、差額の分だけ、利益が出ます。これを為替差益(差損)と表現します。

図5

初心者ほど買いから入る

私は、FX業者のシステム部門で取引データを分析した経験があります。

そこで、分かったのが初心者は買いから入る傾向が強いという事でした。

この傾向は、売りから入るのがイメージしづらいのか、よく分からないからなのか、理由は分かりませんが、データにはっきりと表れていました。

買いエントリーが負けやすいというわけではありませんが、売りを利用しなければ武器を捨てているのと同じです。

売りも上手に扱えるようになれば、現物株式にはない二刀流の武器を持ったトレードが可能になります。

相場は崩れるのが早い

売りの特徴として、早い段階で利益になりやすいことです。もちろん相場状況にもよります。

上昇相場のときは、懐疑の中で育ちますが、成熟しきった相場は、一瞬にして崩れる傾向があります。

この崩れる相場に対して売り(ショート)を仕掛けることで、利益をすぐに出すこともできます。

このような特徴から私は売りからエントリーするのを意外と好んでやります。

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小池 高実

証券システムの開発エンジニアを経てFX専業業者のシステム開発を経験。その後、海外FX業者に興味を持ち、XM Tradingをメイン口座にして実際にFXトレードに取り組んでいます。国内FXと比べたときの海外FXの魅力をお伝えします。

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