DMM.com証券のDMM FX PLUS風を模倣して開発したMT5専用プライスパネル Ver1.0を無料で公開します。利用する際はメリット・デメリットを一読した上でご利用下さい。
目次
DMM FX風のプライスパネルを使うメリット・デメリット
メリット
- 気配値表示画面に追加できない前日比とスワップポイントが参照できる
- 国旗等のビジュアル効果でレート情報が見やすい
デメリット
- レートの更新が遅い
- レートの更新時に上がっているのか下がっているのか分かりづらい
- 表示できる通貨ペアは固定
MT5専用プライスパネル Ver1.0の導入方法
PricePanel Ver1.0.zip
PricePanelMT5
上記のリンクからPricePanel Ver1.0とPricePanelMT5をダウンロードして解凍してください。
PricePanel Ver1.0
解凍したら好きな場所に配置してOKです。
PricePanelMT5
解凍すると以下の2ファイルが格納されているので以下の手順に従って格納します。
- PricePanel.ex5
- MtGuiController.dll
ダウンロードしたPricePnaelMT5内のファイルを格納する
設定
MT5のメニューバーから「ツール>オプション」画面を開きます。
下記2つの項目にチェックを入れたらOKボタンを押下します。
- 自動売買を許可する
- DLLの使用を許可する
エキスパートアドバイザ(EA)を起動する
ここまでの設定が完了したらOKボタンを押下するとプライスパネルVer1.0が起動します。
プライスパネル Ver1.0の課題
MT5のレートをWindowsアプリで表示できるプライスパネル(Ver1.0)が完成しました。
— たかむん@MT5推進改革隊 (@takamun_MT5) January 29, 2020
制約が多くてコントロールは全てLabel・・・。本来ならレートの上下動でフォントカラーを変えたりするともっと見やすくなるのですが、今後の課題として技術検証する予定です。
このアプリは無料で公開予定です。 pic.twitter.com/6eSgXosA6s
MT5専用プライスパネルの導入手順をブログで整理中。
— たかむん@MT5推進改革隊 (@takamun_MT5) February 1, 2020
ただ、実用的にするためには表示する通貨ペアを減らす必要がある事が分かりました。😅
表示する通貨ペアが多いレートの表示に遅延が起きる🤔ので、遅延が目立たない最適な通貨ペア数に改修してローンチします。🤗
当初の開発予定は数十通貨ペアくらい表示することを考えていましたが、今のアーキテクチャーの制約上、8通貨ペアを超えてくるとレートの更新遅延が非常に目立つため、渋々7通貨ペアに限定しました。
今回表示する通貨ペアは国内FXの8~9割を占めるため、日本人トレーダーには網羅できていると思います。しかし、トルコリラ円など高金利通貨ペアや仮想通貨に対応できていないため、リクエストがあれば開発するのでコメントまたはTwitterにDM頂ければと思います。(1日あれば対応可能です)
プライスパネル Ver1.0の仕組みは、レート情報をサーバーから直接引っ張っているのではなく、MT5で受信したレートを.Net Frameworkに連携しているため、どうしてもレート遅延が起きてしまいます。(1通貨ペアくらいなら問題なし)
やはりベストはサーバー(API経由)から直接レート情報を引っ張れることです。今後は、OANDA(オアンダ)のAPIも考慮に入れたいと考えています。
まとめ
プライスパネル Ver1.0はMT5専用ツールですが、リアルタイムの更新系に課題があることが分かりました。
今後はポジション照会などもっと拡張していきたかったのですが、更新系の開発は少し優先度を落として自分の裁量トレードを自動売買(EA)できるように注力していきます。
自動売買(EA)は、FXGTのビットコインで稼働させる予定です。
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