FXを始めるキッカケはみんな「お金を稼ぐため」ですよね。もちろん私もお金欲しさにFXを始めました。ところが、自分が求めた結果と裏腹に資金を溶かし続けているのが現状です。
その原因を振り返ったとき、私の場合は以下の3つがFXで勝てない理由と考えています。
- 身の丈に合っていない取引ロット
- ドローダウンに耐えられないポジション量
- 無駄なトレードが多い(損切り貧乏)
目次
FXで勝てない3つの原因
冒頭で挙げた3つの原因を詳細に振り返っていきます。ぜひ私の失敗談を反面教師として、同じような取引をしないようにしましょう。
身の丈に合っていない取引ロット
私の主戦場は海外FXのXM TradingとFXGTです。海外FX業者を使う1つのメリットは、ハイレバで取引できる点です。そのため、少額資金でも大きな取引ができるのが特徴です。
ところが、その特徴が実はFXで勝てない大きな要因となっていることにようやく気付きました。
例えば、XMの場合は1Lot=10万通貨の取引量になります。100pipsの変動で±10万円動く計算です。数十pips逆行されるだけで数万円の含み損が発生します。
その大きな含み損を見て「あぁやばい、このまま行くともうロスカットされる」と資金を失う恐怖を感じ始めます。そして、これ以上の損失はヤバい!→損切り!といった流れで無駄・無計画なトレードを何度も行ってしまいました。
まさに負け組の典型ですよね(汗
ドローダウンに耐えられないポジション量
これも取引ロットが大きい弊害ですね。ポジションを多く持てば当然動くお金も相対的に増減します。そのため、相場変動で一時的な資金の減少(ドローダウン)に口座資金が耐えられず、何度もロスカットされました。
※XMとFXGTはゼロカットの仕組みがあるため、追証はありません
ハイレバ=勝てないというわけではありませんが、ポジション量が多いと無計画なナンピンや安易なトレードで即退場になります。(私の場合、ゼロカを何度食らったのか数え切れません)
もしもエントリーしたポイントから思惑通りに相場が動けば大金を稼げるでしょう。しかし、相場はランダムウォークです。まさに「一寸先は闇」です。(これから先のことはどうなるのか、まったく予測できない)
鉄板チャートパターンが現れたとしても、そのパターンを崩してからパターン通り行くケースもあります。(これをダマシと言います)
ボラティリティが大きかったり、エントリーポイントから損切りまでの幅に応じてポジション量をコントロールする技術は間違いなく必要です。
無駄なトレードが多い(損切り貧乏)
下記のチャートをご覧ください。
こちらのチャートは明らかにレンジを形成していますよね。そして現在価格はレンジ中央に位置しています。ポジポジ病の人はこのような状態からエントリーしますが、上に行くのか・下に行くのか50%の確率です。
もちろん環境認識を行い、上位足が上昇トレンドなら上に行くと予想してあらかじめロングを入れておくのも良いでしょう。しかし、予想とは反対に下に行ったら損切りですよね。
このようなレンジ相場は抵抗帯(水色のライン)を意識してトレードすると利益になりやすいです。
このように頭の中で分かっていても私は価格の勢いがあればレンジ中央からでもその流れに乗ってしまう癖があり、結局損切りすることが多々ありました。
FXで勝てない原因と逆のことをやれば勝てる
逆説的ですが、FXで勝てない3つの原因と逆のことをやれば勝てると断言します。実は「これならFXで勝てる!」と手ごたえを感じたトレードがありました。それはたったの2つです。
- ロスカットされないポジション量
- 自分が動揺しない、身の丈に合ったポジション量
これを強制的にやらされたのがFBSのTrade 100 Bonusです。Trade 100 Bonusのルールは最大5,000通貨までしかポジションを持つことができません。
Trade 100 BonusがキッカケでFX取引で勝つためにはロスカットされない、自分が動揺しない身の丈に合ったポジション量で取引すれば勝てると確信を得ました。
確信を実績にする
今の取引方法はハイレバによる一攫千金狙いのトレードですが、ロスカットの連発で安定的に稼ぐことができませんでした。そのためにまず私が取り組むべきことは「たった1つ」です。それは取引ロットを下げること。
数万円の資金に対して1ロット(10万通貨)はアホか・・・というレベルです。そのため、MAX0.1ロット(1万通貨)に下げることから始めます。
2020年4月の実績は+9万円で終えられましたがハイレバだと収益が安定しないため、2020年5月は取引ロットを下げる取り組みを始めます。
取引ロットを下げる5つのメリット
私が考える取引ロットを抑えるメリットは5つです。
- 取引が安定する
- 相場変動に一喜一憂しない
- トレンド相場に乗れる
- 思惑と違っても損切りダメージが少ない
- ゼロカットされない(笑
全て「取引が安定する」に帰結しますね。取引が安定すれば
- 相場変動に感情が振りまわされない
- 無駄な損切りがなくなる
- トレンドにじっくり乗れる(利を伸ばせる)
- 損切りが容易にできる
- ゼロカットで資金が飛ばない
このようなメリットがあるため、長い目線で見ると月次プラスで終えられると考えています。
FX取引で稼ぐためのもう一つの取り組み
MT5を使って自動売買の開発に着手しました。
ふぅ
— ハイレバFX狂乱戦闘員 (@CrazyBoy_FX) May 1, 2020
ようやく
ようやく
ようやく
自動売買(MT5)で「成行+損切り・利食い」を同時発注できるようにできた🙂
発注判定も理想の形で実装できた
イメージは図を参照
オリジナルEAで苦手なレンジを攻略する pic.twitter.com/j60PFd5lct
EA稼働させました。(名付けてライントレードEA)
— ハイレバFX狂乱戦闘員 (@CrazyBoy_FX) May 1, 2020
✅狙いは黒丸を付けた箇所
✅ラインに到達して条件満たせばエントリー
✅利食いはレンジ幅の200ドルに設定
✅損切りはエントリーポイントから50ドルに設定
指値と大きく違うのはエントリーポイントで売買判定が入るところ
あとは果報は寝て待てだな pic.twitter.com/PhNTGKmajv
ライントレードEAは外出中に止めたいとき、指値注文の価格999を出せば稼働しない仕組みを入れてる(ビットコインで動かすことを前提)
— ハイレバFX狂乱戦闘員 (@CrazyBoy_FX) May 1, 2020
あとは自動売買で約定したらでスマホにプッシュ通知を送るようにしているから外出中でも約定したことが分かるようになっている
自動売買は自分自身で引いたラインをバックにレンジトレードする仕組みです。私がレンジトレード専用のEA(エキスパートアドバイザ-)をMT5で稼働させた理由は「レンジで利益を吐き出さない」ためです。
大きなトレンドに乗って利益を確保しても、トレンドの終焉後に来るレンジで利益を吐き出してしまうのが私の負けパターンでした。
負ける原因は「反発ポイントまで引き付けて待つことができない」のが要因です。それを克服するために自動売買(レンジトレード)の開発に着手しました。
ちなみに自動売買プログラム(ライントレードEA)は2020/5/1に完成し5/2から稼働を始めました。
ライントレードEAは半裁量・半自動売買
ライントレードEAは自分自身で引いたラインをもとに自動売買する仕組みのため、相場分析を裁量で行い分析結果(ライン描画)をもとに自動売買を行います。
そのため、複雑な相場分析は人間(裁量)で行い、売買判断はシステムに任せる半裁量・半自動売買のEAになっています。完全自動売買で自分の資金をシステム任せにしたくない人は、ライントレードEAのような半裁量・半自動売買ができる仕組みがあるといいですよね。
さて、私の負けパターンである「反発ポイントまで引き付けて待つことができない」問題は、言い換えるとレンジ中央から無駄なトレードをやらかしてしまうことです。その問題を解決するのがライントレードEAです。
ライントレードEAの良いところは、相場に張り付かなくてもポイントに到達して売買条件を満たせば自動的に取引できるのでポジポジ病の解決にも繋がります。(チャートをずっと見ているとどうしても取引したくなる・・・)
ライントレードEAの公開計画
今のところはありません。
理由は実績がないからです。まずは私自身で使い、動きを検証します。
ライントレードEAを使って不便に感じたところ、(あれば)バグの改修、どのような相場で使える(活きる)EAなのか実践で使いながら整理していく予定です。
FXで勝つための取り組みまとめ
FXで勝てない原因を2つに要約すると以下になります。
- 取引ロットが大きい
- レンジ相場で無駄なトレードが多い
この2つの問題を解消するための取り組みが「取引ロットを下げる」「レンジ相場攻略用のライントレードEA稼働」です。
この取り組みを2020年5月からしっかり継続し実績を出せるように努力していきます。もちろん相場はこの2つだけで稼げるほど甘くありませんが、自分の負けパターンにしっかり向き合い、どのように解決していくのか、こういった行動が大事だと思います。
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