is6com(アイエスシックスコム)とXM(エックスエム)どちらのスプレッドが狭いか検証してみました。海外FX業者を利用する際、選ぶ基準の一つがスプレッドの狭さです。
特にデイトレードのような短期トレードをする際は、スプレッドの狭さがポイントになってきますよね。ここではis6comとXMのスプレッドを比較しつつ、メリット・デメリットも併せて解説します。
目次
is6comとXMのスプレッド比較(スタンダード口座)
is6comの取り扱い通貨ペアは全33種類、XMの取り扱い通貨ペアは全57種類ですが、ここで比較している通貨ペアは日本人がよく取引する通貨ペアに絞っています。
通貨ペア | XM Trading | is6com | 狭い方 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6pips | 1.6pips | 同じ |
EUR/JPY | 2.5pips | 2.3pips | is6com |
GBP/JPY | 3.9pips | 3.1pips | is6com |
AUD/JPY | 3.3pips | 2.9pips | is6com |
NZD/JPY | 3.2pips | 3.1pips | is6com |
CHF/JPY | 3.3pips | 2.9pips | is6com |
CAD/JPY | 3.4pips | 3.0pips | is6com |
ZAR/JPY | - | 2.8pips | |
EUR/USD | 1.7pips | 1.5pips | is6com |
GBP/USD | 2.4pips | 2.4pips | is6com |
AUD/USD | 1.9pips | 2.0pips | XM |
EUR/AUD | 3.3pips | 3.4pips | XM |
GBP/AUD | 4.3pips | 4.8pips | XM |
EUR/GBP | 2.0pips | 2.0pips | 同じ |
AUD/NZD | 4.0pips | 3.4pips | is6com |
NZD/USD | 2.9pips | 2.7pips | is6com |
USD/CHF | 2.3pips | 2.3pips | 同じ |
USD/TRY | 75pips | 18.9pips | is6com |
EUR/TRY | 80pips | - |
こうして比べてみると、総じてis6comのスプレッドの方が圧倒的に狭いです。クロス円(/JPY)の通貨ペアは数pips程度の差ですが、ストレート通貨(/AUD)はis6comのスプレッドに対しXMの方が比較的狭くなっています。
0.1Lot(1万通貨)で計算するといくら?
具体的に0.1Lotで計算してみましょう。
通貨ペア | XM | is6com |
---|---|---|
USD/JPY | 1.6pips=160円 | 1.6pips=160円 |
EUR/USD | 1.7pips=170円 | 1.5pips=150円 |
スプレッドに対して0.1Lotでポジションを持つと上記の金額がスプレッドコストになります。ロットが大きくなればなるほどスプレッドコストも大きくなるので、スプレッドの狭さを重視するなら間違いなくis6comを選ぶべきです。
is6comで口座開設する前に知っておくべき3つの事実
is6comを利用するメリットは大きく4点です。
- スプレッドが狭い
- 3万円の新規口座開設ボーナスあり
- 入金ボーナスが豪華(入金額に対して100%~200%)
- 最大レバレッジ1000倍・追証なし(ゼロカット)
is6comの上記4点を活かすことでノーリスクで取引を始められますし、入金額に対して100%~200%のクレジットボーナスがあるため、少額からトレードを開始することができます。
ただし、is6comを使う上でこれから述べるデメリットを考慮した上で利用するかどうか判断するべき。
10ロット以上の取引を行うには事前連絡が必要
上記の画像はis6comのホームページから抜粋したものです。赤の線で引いた箇所は、注意するべきポイントです。
このような措置を取っている背景として、推測ですがDD方式(ディーリングデスク)を採用しているからだと思います。
DD方式は顧客からの注文をインターバンク(カウンターパーティー)に流さず、ノミ行為をして顧客の買いと売り注文をマリー(相殺)してノーリスクでスプレッド分を稼ぐビジネスモデルです。
このビジネスモデルは日本国内のFX業者全てが採用している方式です。
大きな注文が来ると顧客同士の注文を相殺できず、傾きが発生します。(買いと売りのバランスが大きく崩れる状態)
そうすると相殺しきれない注文を抱えるとis6comに為替リスクが生じるため、インターバンク市場にカバー注文を出します。ただカバー注文はコストもかかるし、為替変動(タイミング)によってマイナスも生じることがあります。
XMは10Lot以上の注文でも事前連絡不要
XMはNDD方式(ノンディーリング)のため、大きな注文をする際にi6comのような事前連絡は不要です。大きめのトレードをする方はXMを利用するのがおすすめです。
is6comの約定に関する口コミと評判
スキャルピングでis6com使うとストレスになる口コミがあったので掲載します。
is6comやっぱダメや
— いっちー@明大卒ニート君 (@ichikawadesu216) November 15, 2019
スキャがだめなのかよーかわらんけど、不利益被る事が多い
60万くらい利益出たから出金してもう二度と使わない。
すげーイラつく
続いてスリッページに関する評価。
is6com、余裕でスリッページするのなんの凄い
— FX人間 (@FX34307469) November 15, 2019
スプレッドは狭いかもしれませんが、マーケットが大きく動いているときは特に滑りやすい(スリッページ)です。
is6comのスプレッドまとめ
is6comのスプレッドはたしかに表面上は狭いです。しかし、上記の口コミからマーケットが大きく動くとスプレッドは広がり、スリッページも多々起きます。
新規口座開設キャンペーンで3万円のボーナス(期間限定)をばらまいたり、入金ボーナス200%のサービスを展開するなど、集客にかなり力を入れています。
こういったボーナスは非常にありがたく、お試しでトレードを始められますがis6comを利用する際は、しっかり口コミ・評判も考慮に入れて利用するようにしましょう。