FXトレード・フィナンシャルからメールでZARJPYのレバレッジが一律25倍から12.5倍に変更となるお知らせが来ました。以下、引用文です。
2019年1月4日付のお知らせでご案内致しましたとおり、FXTF MT4のZARJPYについて、4月1日(月)より個人口座のレバレッジを一律12.5倍に変更致します。レバレッジ引き下げにより必要証拠金が増加しますので、ポジションの決済や追加証拠金のご入金等、お口座の管理をお願い致します。
マイナー通貨においては、金融市場が急激な相場変動に見舞われた際に著しく流動性が低下する場合があることから、ロスカットが充分に機能しないリスクを勘案し、1月末に行ったロスカットルールの変更と併せて実施するものです。
ライブ口座:2019年4月1日(月)取引開始時間
※デモ口座については、先行して3月18日(月)より変更となります。
■レバッレッジ変更例
為替レート : ZARJPY 7円
保有ポジション:10,000通貨
(変更前必要証拠金)
ZARJPY 2,800円(4% 25倍)
(変更後必要証拠金)
ZARJPY 5,600円(8% 12.5倍)
ZARJPYは必要証拠金が少ないため、多めにポジションを持つ投資家はたくさんいます。また、トルコリラに続き、高金利通貨として人気のあるZARJPYは長期投資の対象として取引されます。
そのため、ロスカットされないように資金管理をしっかり行えば、着実にスワップポイントを積み重ねることができます。
しかし、4/1以降から必要証拠金が2倍必要になることから、ポジション量と為替差損の状況によって追加資金が必要になります。
目次
FXTFはなぜZARJPYのレバレッジを低くしたのか
ルール変更の主旨を拝見した結果、FXTFとして未収金リスクを避けたいというのが本音なのが透けて見えますね。
ルール変更の背景として、スイスフランショックに続きイギリス国民投票(ブレグジット)、トランプショックなど相場急変によって価格が飛ぶと預入れた証拠金以上に損失が出る可能性があります。これを未収金と言います。
多額の未収金が発生すると投資家はもちろん、FX業者も会社が飛ぶ(倒産)リスクがあります。
表向きは、投資家保護の観点から判断と記載がありますが、必要証拠金の引き上げ(レバレッジ引下げ)やロスカット率の引き上げは全て会社を守るための施策です。
要は必要以上にリスクを取りたくないという事なんでしょうね。
FXTFのZARJPYのスワップポイントがいまいち
ZARJPYといったらスワップポイント狙いで取引する通貨ペアですが、FXTFのスワップポイントって実はかなり低いです。
下記のスワップは10万通貨あたりの金額です。
- 買い:28円
- 売り:-111円
このスワップポイントでまさかFXTFでZARJPYを運用している人いないですよね・・・?
もしFXTFでZARJPYを取引しているなら時間とお金をかなり無駄にしています。
ZARをスワップ運用するならXMがおすすめ
スワップポイントで稼ぎたい方は、海外FX業者のXMがおすすめです。FXTFのスワップポイントと比べると圧倒的にお得なのが分かります。
下記は、XMのスワップ計算機で算出した10万通貨あたりの金額です。
EUR/ZARのスワップポイント
- 買い:-3,172円
- 売り:1,329円
USD/ZARのスワップポイント
- 買い:-2,162円
- 売り:476円
XMのZARは、EURとUSDのペアを取り扱っています。(ZARの対円は扱いなし)
表にまとめて比較すると圧倒的にお得なのが分かりますよね。
業者 | 通貨ペア | 売り | 買い |
---|---|---|---|
FXTF | ZAR/JPY | -111円 | 28円 |
XM | EUR/ZAR | 1,329円 | -3,172円 |
USD/ZAR | 476円 | -2,162円 |
トルコリラにも興味がある方は、下記の記事も参考にしてください。
まとめ
FXTFは2019年4月以降からZARJPYのレバレッジを最大12.5倍にするため、資金効率がかなり悪くなります。
また、FXTFのスワップポイントがいまいちであることがお分かり頂けたかと思います。つまり、業者側が本来投資家が得られるスワップポイントをピンハネしているようなものです。
逆にXMのスワップポイントは非常に高水準ですし、レバレッジも最大888倍まで可能なので資金効率が非常に高いです。
もしもFXTFでZARJPYのスワップポイントとレバレッジ変更にうんざりしているなら、是非XMを活用してみてください。