FBSは2009年からサービスを開始した中堅FXブローカーです。そして、2018年に1100万人のアクティブトレーダーが利用する企業まで成長しました。(日本人向けにサービス強化を始めたのが2016年)
FBSはテクニカル分析によってトレードシグナルの発生有無を分析したレポートをホームページに公開したり、外国為替に関わる情報をブログを通して発信したりとコンテンツも充実しています。
大きなポイントは最大レバレッジ3000倍に加え、口座開設・入金・取引ボーナスが非常に豪華な点です。そんな中堅FXブローカー「FBS」で取引するメリット・デメリットを紹介します。
目次
- 1 FBSのサービス概要
FBSのサービス概要
FBSの特徴をまとめた表が下記になります。
項目 | サービス概要 |
---|---|
レバレッジ | 最大3000倍 |
通貨ペア数 | 35通貨ペア |
CFD銘柄数 | 商品 :6銘柄 株価指数:3銘柄 |
株式銘柄数 | 31銘柄 |
追証 | なし4 |
日本語 | 対応 |
口座タイプ数 | 5種類 |
入出金手数料 | 無料 |
口座開設ボーナス | 100ドル |
入金ボーナス | 100%(上限約100万円) |
取引ボーナス | 1Lotあたり最大15ドルキャッシュバック |
FBSを使うメリット
- 最大レバレッジ3000倍で圧倒的な資金効率(追証なし)
- 口座開設すれば無料で100ドルのボーナスがもらえる
- 入金ボーナス100%で2倍の証拠金で取引できる
- 1ロットあたり最大15ドルの取引キャッシュバックがある
- 無料でVPSサーバーが使える
- NDD方式(ノンディーリングデスク)だから透明性がある
- リクオートなしで市場価格で約定
- プロトレーダーのコピートレードができる
- ロイヤリティプログラムで獲得したポイントで景品や現金に換金できる
FBSを使うデメリット
- ところどころ日本語がおかしい
- スプレッドは他社と比較してやや広め(NDDの宿命)
最大レバレッジ3000倍で圧倒的な資金効率(追証なし)
レバレッジ倍率は最大3000倍まで可能なため、資金効率が非常に良いです。実際にレバレッジ3000倍にした時の必要証拠金を計算してみましょう。(1ドル=108円で計算)
FX業者 | レバレッジ倍率 | ポジション数量 | 必要証拠金 |
---|---|---|---|
国内FX | 25倍 | 1万通貨 | 43,200円 |
FBS | 3000倍 | 1万通貨 | 360円 |
海外FX業者のレバレッジ比較(参考)
ほかの海外FX業者とレバレッジを比べても群を抜いています。
海外FX業者 | レバレッジ |
---|---|
FBS | 最大3000倍 |
is6com | 最大1000倍 |
GemForex | 最大1000倍 |
XM | 最大888倍 |
Milton Markets | 最大800倍 |
BIGBOSS | 最大555倍 |
LANDFX | 最大500倍 |
AnzoCapitalLimited | 最大500倍 |
Tickmill | 最大500倍 |
HotForex | 最大400倍 |
iFOREX | 最大400倍 |
XLNTrade | 最大400倍 |
IFCMarkets | 最大400倍 |
FBSなら360円あれば1万通貨のポジションを持つことができるのが分かります。ただ、あまり資金を入れずに大きくレバレッジを掛けるとロスカット(20%)されるリスクが高まるので損切りをしっかり行い、資金管理を徹底するようにして下さい。
FBSのダッシュボード(管理画面)からレバレッジを変更(1日1回)することも可能です。
設定できるレバレッジは以下のとおり。
- 3000倍
- 2000倍
- 1000倍
- 500倍
- 200倍
- 100倍
- 50倍
口座開設すれば無料で100ドルのボーナスがもらえる
ウェルカムボーナスとしてFBSでは、新規に口座開設したトレーダーに無条件で100ドルのボーナスを配布しています。ただし、いくつか利用条件が定められています。
- ボーナスはMT5で利用できる
- 最大レバレッジは100倍まで
- 注文数量(1回の注文)は0.01ロット(1000通貨)
- 同時に保有できる最大ポジション数は5000通貨まで
- 利益の出金可能額は最大100ドル(出金は1度のみ)
- 出金できる条件は30日以内に5ロット以上の往復取引
これら条件を確認すると自由に利用できるボーナスではなく、あくまでもお試し用の位置付けになっています。
まずはFBSでお試しトレードをして確認してみたい方や実際のお金を使って実践でFX取引を始めたい方は入金不要で取引を始められる「Trade 100 Bornus」を使うのがおすすめです。
入金ボーナス100%で2倍の証拠金で取引できる
FBSの入金ボーナスは入金額に対して100%が適用されるため、例えば10万円を入金すると証拠金は20万円となります。また、初回入金だけではなく複数回に渡って適用されます。
入金ボーナスを適用する際は、わざわざFBSに申請を出す必要はなくダッシュボードの100%入金ボーナスから操作すれば自動的に取引口座に反映されます。
しかも出金条件を満たすと入金ボーナスで得られたお金も出金できるのが大きなポイントです。
取引で稼いだ利益額は出金できる
Trade 100 Bonusの出金ルールとは違い、100%入金ボーナスを利用して稼いだ利益は特に制限なく出金可能です。
100%入金ボーナスも条件を満たせば出金できる
5万円入金して5万円分の入金ボーナスを手に入れて場合、500ロット(セント口座の場合、1ロット:0.01)取引すれば入金ボーナス分の金額も出金することができます。
FBSの入金ボーナスにおける5つの注意点
- 最大入金ボーナス額は1万ドルまで
- 入金ボーナスを適用した口座の最大レバレッジは500倍まで
- ECN口座、セントMT5口座、スタンダードMT5口座は入金ボーナスを利用できない
- 入金してから30日以内にボーナスを有効化しないと期限切れになり消滅する
- 口座残高が入金ボーナス金額の30%以下になると消滅する
以下、補足です。
入金ボーナスを適用した口座の最大レバレッジは500倍まで
FBSの入金ボーナス額は上限1万ドル(約100万円)まで何回入金しても適用されます。ただし、入金ボーナスを適用した口座の最大レバレッジは500倍までになるのでレバレッジ3000倍に惹かれて口座開設した方は注意して下さい。
口座タイプごとの最大レバレッジは以下のとおり。
- スタンダード口座 :3000倍→500倍
- マイクロ口座 :3000倍→500倍
- セント口座 :1000倍→500倍
- ゼロスプレッド口座:3000倍→500倍
500倍といえどUSD/JPYを1万通貨の取引に必要な証拠金は約2000円くらいです。もし、500倍~3000倍のハイレバレッジで取引したい場合は、100%入金ボーナスを利用せず入金手続きを行ってください。
口座残高が入金ボーナス金額の30%以下になると消滅する
例えば、口座残高が12万円で入金ボーナスが10万円あるとします。入金ボーナス金額の30%なので下記の計算式で当てはめたとき、3万円以上ないとボーナス分が消滅する計算になります。
- 消滅する例) 12万円(口座残高)- 10万円(ボーナス)= 2万円(ボーナス金額の30%以下)
- 消滅しない例) 1 3万円(口座残高)- 10万円(ボーナス)= 3万円(ボーナス金額の30%以上)
1ロットあたり最大15ドルの取引キャッシュバックがある
口座開設・入金ボーナスに加え、取引量に応じて1ロットあたり最大15ドル(約1600円)のキャッシュバックを受け取れます。
デイトレーダーにとってこのキャッシュバックサービスは、スプレッドコストを補完できるので非常に助かります。
キャッシュバック金額は通貨ペアと口座タイプごとで変わってくるので、ご自身が取引する通貨ペア・口座タイプがどれくらいもらえるのか事前に確認しておいてください。
無料でVPSサーバーが使える
VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)とは仮想専用サーバーとも呼ばれますが、自動売買トレーダーにとって必須環境になります。
もしもクライアントPCで自動売買(MT4)を動かす場合、クライアントPCは常に起動しておかないと自動売買は稼働できません。これでは電気代もかかるし、不安定なクライアントPCだと機会損失のリスクも発生しやすいです。
一方、企業が展開するVPSならインフラ要因もしっかりいるし、24時間常に自動売買を動かし続けることが可能です。
FBSのVPS利用条件
- 1ヶ月目は450ドル(約5万円)以上の入金
- 2ヶ月目以降、前月に3ロット(30万通貨)以上の取引で無料
ただし、2ヶ月目以降で前月に3ロット(30万通貨)未満の場合、取引口座から33ドルが引き落とされますが、継続利用は可能です。
もしも3ロット(30万通貨)未満かつ33ドルの引き落としができなかった場合、VPSの利用は停止になります。
利用例)
- 2020/01/07に約5万円を入金
- 2020/02/07までは無料でVPSサーバーが利用可能
- 2020/02/07までに3ロット以上の取引をすれば2020/03/07まで無料
- 2020/02/07までの取引量が3ロット未満の場合、2020/02/08に取引口座から33ドル引き落とし
VPSサーバーの利用はいつでも停止可能ですが、再び有効化するためには約5万円以上の入金が再度必要になります。
NDD方式(ノンディーリングデスク)だから透明性がある
FBSはNDD方式を採用しているため、ディーラーによるレート操作やストップ狩りは一切ありません。そのため、トレーダーとFBSは利益相反関係になりません。
NDD方式のメリット・デメリットをまとめると
- ディーラーによって顧客に不利なレート操作がない
- ストップ狩りがない
- リクオートなし
- スキャルピングやEAの制限がない
- DD方式よりスプレッドは広い(唯一のデメリット)
プロトレーダーのコピートレードができる
コピートレードはソーシャル取引とも呼ばれますが、日本では投資助言業の登録が必要になります。そのため、日本国内ではあまりソーシャルトレードは普及していませんが、FBSなら専用アプリ(iOS/Android共に対応)を使ってプロトレーダーのコピートレードが可能です。
自分が気に入ったトレーダーを複数人コピーすることでソーシャルトレードのポートフォリオを作ることも可能です。
ロイヤリティプログラムで獲得したポイントで景品や現金に換金できる
FBSのロイヤリティプログラムは、取引量に応じてポイントを獲得したら景品や現金に換金することができます。
ポイントで交換できる景品はメルセデス・ベンツSクラスやロレックスヨットマスターゴールド、MacBook Air13 256GBなどかなり豪華なものが用意されています。
スプレッドは他社と比較してやや広め
これはNDD方式の宿命ですね。NDDならスキャルピングなど超短期トレードは自由にできる一方、スプレッドが広いため、スタンダード口座を使うと現実的には無理だと思います。
スプレッドが広いと新規ポジションを持った時のコスト感が結構心理的に来ます。スプレッドコストは取引キャッシュバックで補えますが、目に見えるスプレッドは意外と精神的に痛いですね。
通貨ペア | XM Trading | is6com | FBS | GemForex |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.6pips | 1.6pips | 2.0pips | 1.2pips |
EUR/JPY | 2.5pips | 2.3pips | 3.0pips | 0.5pips |
GBP/JPY | 3.9pips | 3.1pips | 4.0pips | 1.0pips |
AUD/JPY | 3.3pips | 2.9pips | 3.0pips | 0.6pips |
NZD/JPY | 3.2pips | 3.1pips | 2.2pips | 1.2pips |
CHF/JPY | 3.3pips | 2.9pips | 7.0pips | 1.5pips |
CAD/JPY | 3.4pips | 3.0pips | 4.0pips | 1.2pips |
ZAR/JPY | - | 2.8pips | - | 2.2pips |
EUR/USD | 1.7pips | 1.5pips | 1.1pips | 0.3pips |
GBP/USD | 2.4pips | 2.4pips | 0.9pips | 1.3pips |
AUD/USD | 1.9pips | 2.0pips | 0.8pips | 0.3pips |
EUR/AUD | 3.3pips | 3.4pips | 11.0pips | 1.5pips |
GBP/AUD | 4.3pips | 4.8pips | 5.0pips | 3.1pips |
EUR/GBP | 2.0pips | 2.0pips | 1.5pips | 0.3pips |
AUD/NZD | 4.0pips | 3.4pips | 6.0pips | 1.9pips |
NZD/USD | 2.9pips | 2.7pips | - | 1.1pips |
USD/CHF | 2.3pips | 2.3pips | 7.0pips | 03ips |
USD/TRY | 75pips | 18.9pips | 10.0pips | 20.3pips |
EUR/TRY | 80pips | - | 5.5pips | - |
FBSまとめ
FBSを使うメリットは冒頭でも紹介したとおり、圧倒的な資金効率と口座開設と入金時のボーナスの豪華さになります。また、取引量に応じてキャッシュバックがあったり、ロイヤリティプログラムのポイント換金が魅力だと思います。
いきなり資金を突っ込んでFBSを使うのは不安という方は、口座開設後にお試しでTrade 100 Bonusから始めるのがおすすめです。