仮想通貨市場が賑わっていた頃、トロンはかなり注目を集め爆上げしましたが、もはや全盛期から半値まで下落してます。そんなトロンをBitMEXで空売り(ショート)してみました。
トロンはBinance(バイナンス)で買うことができますが、レバレッジを掛けて取引できるのはBitMEXだけです。ここではBitMEXでトロンを取引できるメリット・デメリットを解説します。
目次
トロン(TRON)って価値あるの?
ブロックチェーンの仕組みを使ってデジタルコンテンツの不正ダウンロードを防止したり、YouTuberなどクリエイターに投げ銭として視聴者がトロンで報酬(チップ)を支払うことができるようになると多くのサイトで解説を見かけました。
また、トロンの将来性についても熱く言及して買い煽りに近い解説記事もチラホラありますね。
しかし、現状のトロンはもはや電子クズに近い価格で推移しています。下記の日足チャートは2018年6月27日時点のものですが、暴落してます。。
マカフィーやら日本の取引所に上場やら好材料ばかり謳ってますが、私はこのまま底辺を這う電子クズになると思っています。
クリエイターを支援するコンセプトはすごく素晴らしいし、アイデアもおもしろいですが、別にトロンのプラットフォームを利用せずともiTunesなど既存のものを使えばいいじゃんと思ってしまうんですよね。思考が化石かもしれません。。
底辺をさまよう電子クズと思っているのは、勉強不足な点もありますが、「トロンってそんなクリエイターにチャンスを与えるプラットフォームなの?」と疑問符が付いてるからです。
いくらクリエイターを支援するICOだとしても、動画や音楽を視聴するユーザーに受け入れられなかったらクリエイターとして成功しないですよね。
どの解説記事読んでも腑に落ちないので、公式サイトに行ってしっかり勉強しようと思います。。
価値のないトロンはレバレッジ掛けて叩き売る
BitMEXでトロンのレバレッジ取引ができるようになったため、さっそく売りから入ってみました。
Binanceは買いからしか入れないため、流浪売りしている投資家がいるならBitMEXで売りから入るのは合理的判断と思ってます。
そんなトロンを扱ったBitMEXならではの特徴を下記にまとめてみました。
BitMEXのTRXトークンの特徴
最大レバレッジ20倍
BitMEXならトロンをレバレッジ20倍で上昇・下落どちらでも利益を狙えるため、Binanceより効率良く稼げます。
ちなみにBitMEXでレバレッジ取引する際、証拠金はビットコイン建てになります。そのため、利益も損失も全てビットコインです。
先物(限月)取引
BitMEXでトロンを取引する際は先物取引になるため、あらかじめ決済日が決まっています。直近だと9月28日 21:00です。この決済日までトロンを保有していた場合、強制的に決済されます。
先物取引のメリットは、中長期で建玉を保有してもスワップが発生しない点です。そのため、どっしり構えてトレードできるのが良いですね。
手数料
手数料は、「メイカー:-0.0500%」、「テイカー:0.2500%」となっており、メイカーならマイナス手数料が適用されるため、キャッシュバックとして還元されます。
BitMEXはトロン以外にもイーサリアム、リップル、EOSトークン、カルダノ、ビットコインキャッシュ、ライトコインなどのアルトコインを取り扱っていますが、これら全て同じ手数料率となっています。
手数料ルールは下記の記事にまとめたので参考にしてください。
明確な下落トレンドならリスク制限を解除するのがおすすめ
トロンのチャートを見れば明らかに下落トレンド中なのが分かりますよね。しかし、BitMEXは1回あたり最大50BTC分の発注しかできません。
お金を持っている人にとってこれじゃぁ物足りないですよね。そこでリスク制限を解除することで1回あたり最大500BTC分のトロンを発注できるようになります。
明確な下落トレンドならここぞと言わんばかりのロットで勝負したいですよね。その際はリスク制限を解除するのがおすすめです。
リスク制限に関する解説を下記の記事にまとめたので参考にしてください。
まとめ
BitMEXに上場してからまだ時間が経っていないため、過去チャートが見れません。トロンのチャートを分析する際は、しばらくBinanceを活用するのが良いと思います。
草コインと呼ばれる仮想通貨は、イナゴがわぁーっと集まってから暴落するのが特徴です。そんなクソコインを空売りできる取引所って投機トレーダーにとって最高の環境ですよね。
電子クズと思っているトロンをBitMEXなら空売りできるので、下落相場でも稼ぎたい方はBitMEXがおすすめです。