BitMEXの取引履歴ってどこから確認できるの?めっちゃ分かりづらいけど何か良い方法ない?そもそもどうやって見るの?どうやって取引損益を集計するの?と疑問に感じますよね。
私もビットコインFXは、いまだにBitMEXメインで取引していますが、取引損益やFunding(金利、資金調達)を集計する方法ってどうやるんだ?と疑問に思ってました。
私と同じ壁にぶつかってる人はいると思うので、ここではBitMEXの取引履歴の見方・使い方を徹底解説します。
取引履歴の照会方法
まず最初にBitMEXの取引履歴はどこにあるか解説しますね。
BitMEXの取引画面上部にあるアカウントをクリックすると左下に取引履歴のメニューが表示されるのでそこをクリックしてください。
取引履歴のメニューをクリックすると取引明細が表示されます。
また、項目名をクリックすると「昇順」「降順」の並び替えができます。
取引履歴の報酬率と支払報酬とは
報酬率と支払報酬は、手数料に該当します。BitMEXの手数料ルールは、指値で約定させると手数料がキャッシュバックとしてもらえます。逆に成行注文で約定するとマイナス手数料が適用されます。
例えば、報酬率に-0.0250%(緑色)と表示されている場合、手数料収入がもらえたことを意味します。逆に白いフォントで0.0750%と表示されている場合は、手数料を支払ったことになります。
手数料ルールに関しては下記の記事を参考にしてください。
取引履歴の見方
次に取引履歴の見方を解説します。
執行タイプにある「Trade」はその名のとおり、新規ー決済によって取引を行った約定明細を指します。
「Funding」は、8時間に1回(5:00、13:00、21:00)売りと買いの傾きによって発生する金利(資金調達)が発生したときのキャッシュフロー明細です。
取引履歴内をどこでも良いのでクリックしてみてください。すると自動的にフィルタリング機能が働くと思います。取引履歴が見づらい場合は、フィルタリング機能が便利です。
例えば、「Funding」だけで絞りたい場合は、執行タイプにある「Funding」をクリックすると「Funding」だけ表示されます。
取引損益の集計方法
取引履歴にある「値」という項目を使って集計するとビットコインの増減を確認することができます。ただし、集計する場合は、エクセルを使って「値に×-1を掛けて符号を反転」させてください。
値の符号を反転させた列(値 × -1)を集計するとビットコインの取引損益を集計することができます。
パソコンにエクセルがない方は、Googleのスプレッドシートを使いましょう。
単純に口座残高の増減を確認したい方は、アカウント画面内にある取引履歴をご確認下さい。ただし、その取引履歴は21:00時点の口座残高になるので口座残高の増減は把握できますが、取引単位の損益は分からないので注意してください。
Funding(資金調達)の集計方法
執行タイプ「Funding」を集計する際は、「値 × 報酬率」で計算します。支払報酬を集計すると符号がないので「+」と「-」をしっかり区別する必要があります。
「値 × 報酬率」で計算したあと、SUM関数で集計すればFundingコストがどれくらい発生したのか把握することができます。
私の場合、Fundingでビットコイン残高が-0.0005BTC減ったということが分かります。
まとめ
BitMEXの取引履歴は、集計しないと取引損益やFundingコストがどれくらいあったのか把握できません。
ただトレードするにあたってこういった作業は非常に重要なプロセスなので集計方法を是非マスターしてください。
運営には取引履歴の改善を期待したいですね。
すでにBitMEXでトレードしている方は、手数料10%OFFの期間(6ヶ月限定)もしっかり意識するようにしてください。
トレードする度に手数料10%OFFがあるのとないのとでは、雲泥の差がでます。こういったコスト意識を持つことも非常に大切です。もしも口座開設してから6ヶ月以上経った人は、下記の記事も参考にしてみてください。