BitMEXを使っていて一番ストレスなのが実はスマホアプリなんです。
BitMEXはスマホアプリを出していないため、スマホ(iOS/Android)のブラウザでしか取引できません。結論から言ってめちゃくちゃ使いづらいですw
ここではBitMEXのスマホアプリ(ブラウザ)による取引はどんな感じなのか紹介します。
目次
ログイン
BitMEXにログインする際、Eメールアドレスとパスワードを入力します。2段階認証を設定している場合は、有効な6桁のトークンも入力します。
ここから登録すると6ヵ月間手数料が10%OFFになります。
私が最も感じているストレスは、BitMEXにログインする際に毎回Eメールアドレスとパスワード、2段階認証を入力することです。
自動ログイン機能がないため、ポジション状況やチャートを見る度にこれらの情報を毎回入力する必要があるため、めちゃくちゃ面倒です。
私はログイン情報の入力を省くためにChrome(ブラウザ)を使っています。ChromeならEメールアドレスとパスワードを自動入力してくれるため、手間が省けます。ただし、2段階認証は毎回手で入力する必要があります。
また、セッションの有効時間も短いため、一度ブラウザを閉じたりスマホの画面をロック(閉じる)すると下記のようにすぐセッション切れになります。
Chromeの自動入力があってもログインボタンを押下してチャートを確認するのはめちゃくちゃストレスです。そのため、ビットコインのチャートをサッと確認したいときは、GMOコインのスマホアプリが便利です。
ヘッダー画面
BitMEXの取引画面をスマホブラウザで見ると以下のように並んでいます。
発注エリアの下にあるコスト、注文価額、利用可能残高の違いを確認したい方は下記の記事を参考にしてください。
銘柄リスト
銘柄リストをタップすると全ての銘柄が選べるようになっています。現状、BitMEXが取り扱っている銘柄とレバレッジは次のとおりです。
銘柄 | 単位 | レバレッジ |
---|---|---|
ビットコイン | BTC | 100倍 |
ビットコインキャッシュ | BCH | 20倍 |
イーサリアム | ETH | 50倍 |
カルダノ | ADA | 20倍 |
ライトコイン | LTC | 33.33倍 |
リップル | XRP | 20倍 |
EOS トークン | EOS | 20倍 |
トロン | TRX | 20倍 |
銘柄を切り替えるときはリストから選ぶ必要があります。私の場合、単一ポジションを持つことが多いため、そこまでストレスはありませんが、複数銘柄のポジションを持った時は切り替えが面倒です。
その場合、画面の一番下にあるレート一覧(商品)から銘柄を直接タップすると簡単に切り替えることができます。
発注エリア
新規注文、ストップ注文(逆指値)は全てここから行います。数量・価格を変更する際は、赤と緑色のボタンを押下して変更します。
直接入力BOXから編集も可能ですが、うまく入力が反映されないため、私はボタンを連打して変更しています。スゲー面倒です。
入力の手間を省くコツは、下記の記事にまとめたので参考にしてください。
建玉の利益率
ポジションを持っている時に表示されるROEです。評価損は赤色となり、評価益は緑色になります。
実効レバレッジ
証拠金に対するポジションのレバレッジ状況を表しています。
BitMEXの証拠金ルールには、クロスマージンと分離マージンの2通りがあります。詳細は下記の記事にまとめたので参考にしてください。
画面中央
画面の中央に行くとオーダーブック(板情報)とチャートエリアが表示されています。
オーダーブック
BitMEXの板の厚さや売りと買いどちらに勢いがあるのか等を板から確認することができます。
価格に表示されている数字を直接タップすることで発注エリアの価格を自動入力することができます。同様にサイズに表示されている数字をタップすると数量ボックスに反映されます。
意外と便利なので活用してみてください。
チャートエリア
私はデプスチャートを利用しないため、非表示にしています。
ローソク足のチャートは、現在値やポジションライン、始値・高値・安値・終値等の価格情報で見づらいので黄色の枠で囲った斜め矢印をタップすると下記のように画面全体にチャートを広げることができます。
フッダー画面
画面の下の方へ行くと直近の約定履歴、新規・決済の注文照会、建玉照会があります。
最近の取引
売りと買いの約定履歴がリアルタイムで流れていきます。私の場合、チャートを確認している前提ですが、この価格の動きを見て決済成行を出す判断をしています。
注文照会
有効注文の照会エリアでは、アクティブな注文というタブで新規注文を照会できます。ここから取消・変更も行うことが可能です。
同様にストップというタブから逆指値注文を照会できます。ここから取消・変更も行うことが可能です。
建玉照会
オープンポジションというタブから建玉を照会できます。ここから決済注文や決済成行を発注することができます。
参入価格、マーク価格、清算価格の違いについて確認したい方は、下記の記事を参考にしてください。
証拠金とレート一覧
証拠金エリアには、ウォレットにある残高や未実現損益(評価損益)など、口座残高の情報を確認することができます。
また、商品エリアにはレート情報が一覧でならんでいます。冒頭でも紹介しましたが、記号という列のある銘柄名を直接タップすると銘柄リストでわざわざ切り替えをしなくても変更することができます。
複数銘柄を確認したい方は是非活用してみてください。
まとめ
BitMEXのスマホアプリは現在もありませんが、外出中でも取引や照会は可能です。
ただし、冒頭で紹介したようにチャートをサッとみたいときにいちいちログインするのはストレスですね。
BitMEXからの公式からもスマホアプリに関するニュースがないので当面リリースされないかもしれません。ただ最大レバレッジ100倍に加え、追証なしのゼロカットシステムは魅力です。
まだBitMEXに登録していない方は、是非チャレンジしてみてください。