bitFlyer(ビットフライヤー)の最大レバレッジが2019年5月28日からいよいよ4倍になります。
当初、2019年4月22日の予定だったため、約1ヶ月後の対応になります。レバレッジルールの変更スケジュールを確認し、レバレッジが下がる(低くなる)ことによる注意点やメリット・デメリットを徹底解説します。
目次
最大レバレッジの変更スケジュール
2019年5月28日の変更点
- 新規発注のみ最大レバレッジ倍率を15倍→4倍に変更
- 追加証拠金の基準は証拠金維持率が80%→100%に変更
- 追加証拠金の証拠金充当期限は3営業日→2営業日に変更
すべて改悪ですね・・・。
新規発注のみレバレッジ倍率が4倍なので、建玉保有時の証拠金維持率は、15倍で計算されます。
2019年7月30日の変更点(予定)
- 全建玉の最大レバレッジが4倍に変更
変更タイミングは同日のam 4:00~6:00のメンテナンス間に行われるため、6:00以降はすべての建玉に対して4倍ルールが適用されます。
この時にフルレバレッジに違いポジションを持っていると即ロスカットが走るので注意しましょう。
即ロスカットが走るケース
最大レバレッジ4倍が適用された際の即ロスカットパターン
- 評価損益は±0で計算
- 1BTC = 100万円の場合
レバレッジ | 預入証拠金 | ポジション | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
---|---|---|---|---|
15倍 | 10万円 | 1BTC | 6.6万円 | 150% |
4倍 | 10万円 | 1BTC | 25万円 | 40% |
もしもビットフライヤーのロスカット率は50%なので、メンテナンス明け後に即ロスカットが執行されます。
追証の基準が100%になるため、それ以上の水準を維持するために必要な金額は最低でも(1BTC=100万円の場合)25万円になります。
少額からビットコインFXをやりたい人にとって、ビットフライヤーはグッと敷居が高くなる取引所になりそうです。
レバレッジを規制するメリットって何?
レバレッジを抑えることで大きく儲けることはできなくなる半面、損失も小さくなります。
そのため、ビットコインFXを取引する人は大きなダメージを受けにくくなるため、退場する人が減ると思います。
また、顧客の預け入れている証拠金以上に損失が出るリスクも減るため、ゼロカットシステムを導入していない国内取引所にとっては債権回収のリスクが減ります。
レバレッジを規制するデメリット
レバレッジが低くなるデメリットは、少額から取引できなくなる点です。また、大きく張って一気に稼ぎたいという方にとってもある程度資金を準備する必要が出てきます。
それからビットコインは国境を簡単に超えられることから、国内取引所から海外取引所を検討する人も出てきます。
私もその一人で、国内取引所のレバレッジが徐々に規制され始めたところから海外取引所を使い始めるようになりました。
私がメインで使っている海外取引所はBitMEXですが、ここは最大レバレッジ100倍まで掛けられ、ゼロカットシステムを採用しているため、追証ルールもありません。(借金リスクゼロ)
取引システムも安定していますし、日本語完全サポートのため、日本人トレーダーの多くが使っています。(メールアドレスさえあれば、すぐに取引を始められます。)
ここから登録すると6ヵ月間手数料が10%OFFになります。
まとめ
ここ最近ビットコインも大きく上昇し始め、バブル感が再熱し始めてます。
2017年のバブル相場を思い起こすような動きをし始めており、今後大きく上昇し100万円はあっという間に超えるのではないでしょうか。
仮想通貨業界は今後規制が厳しくなるため、業界自体は健全化に向かうと考えられますが、一方で利用者側にとっては今回のレバレッジ規制はサービスの改悪でしかありません。
冒頭でも説明したように、bitFlyerでポジションを持っている方は、しっかり変更スケジュールを意識して資金管理を行ってくださいね。