ビットコイン/ドルが12,000ドルを付けてから直後に10,000ドル割れまで一気に急落しました。短期トレーダーにはウェルカムのボラティリティですが、現物ホルダーには今後の展開が気になりますよね。
アメリカの金融緩和を受け、ゴールドは史上最高値1,200ドルを付けてから1,900ドル付近でフラフラしています。ビットコインとゴールドはある程度相関性が見えるため、ゴールドの今後の展開は大いに参考になると思っています。
まずはビットコインのチャートを見て現状の動きを確認していきましょう。
目次
ビットコイン/ドルのチャート
日足
週足
チャート分析と大口の動向を考察
日足は2020/9/6のクローズ時点で陽線を出しており、反発の兆しを感じさせます。今後のシナリオとしては何度か10,000ドル割れを試す動きを想定しています。
ここからは私の妄想ですが、週足レベルでは完全に押し目の状況です。これは誰が見ても押し目のチャンスと判断しています。ここに落とし穴があると思っています。私がそのように判断しているため、大衆も同じように考えているはずです。
つまり、クジラと呼ばれる大口は、買い建玉を集めるためにどういった行動をするか?ここが重要です。
私の妄想では、素人の買い建玉に対して売り建玉をぶつけて振るい落としを仕掛けてくると考えています。その振るい落としに耐えきれず損切り・ロスカット(売り注文)させることで買い建玉を投げさせるはず。その売り注文にたいして大口は買い注文をぶつけ、買い建玉を安値で仕込んでいくと考えています。
相場を動かすのは資金量の大きい大口です。私たち小粒トレーダーはコバンザメのように寄生するしかありません。
中長期的には史上高値を更新する
こんなことは言ったもの勝ちですが、私はアメリカの金融緩和を受けてゴールド・ビットコインにマネーが流れてくると考えているため、さらに上昇していくと妄想しています。
下記のラインチャートは、ゴールド(オレンジ)とビットコイン(赤)の動きになります。
キレイな相関は描いていないものの、かなり似たような動きになっているのが分かります。ゴールドは史上最高値2,000ドルを超えましたが、高値付近でレンジになっておりさらに上昇していくための充電期間に入っています。
ビットコインも12,000付近で買い込んだ投資家のポジションを一度掃除(10,000割れ)して、大口が安値で仕込むための下地ができたと考えます。(さらに価格上昇していくための準備期間)
10,000ドル割れで弱気になっているからこそチャンス!?
急落直後は弱気になる参加者が多くなります。「ここからまだ下がるのでは?」「もう少し様子を見た方がよい?」など、いろいろな不安要素が脳裏に浮かぶはずです。
そんな中、リスクテイクしていく人も中にはいます。相場に参加する以上リスクは必ずついて回ります。そのリスクに向き合ってテイクするからこそ、利益になる最高のポジションが取れます。
蛇足ですが、9月第一月曜日はアメリカのレイバーデー(Labor Day)です(2020/9/7)。コインテレグラフの記事から以下を引用しました。
米国は9月7日にレイバー・デー(労働者の日)を迎える。過去の傾向からビットコインはレイバー・デーや独立記念日、感謝祭などの休日に上昇している。2019年のレイバー・デーでは5%ほどの上昇を見せた。今回もそうした影響が出るのではないかと予想する声がある。
コインテレグラフに寄稿する仮想通貨アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏もツイッターで「リマインダー」として、レイバー・デーを挙げている。
レイバー・デーについては、生命保険大手プルデンシャルの元CEOであるジョージ・ボール氏が8月、米国の9月の労働者の日以降でビットコインの買いが増えるだろうと予想。具体的になぜ労働者の日が関係してくるのか説明はないものの、ボール氏はビットコインが「政府によって価値を損なわれず無価値にならない」という点を挙げた。
非常に根拠は薄いですが、日足・週足チャートに加え短期足上では買い戦略はタイミング的に非常に有効かもしれませんね。
20代を中心に仮想通貨の口座開設が増えている
こちらのデータはbitflyer出典の口座開設における年齢比率です。2年前に比べ、2020年は20代の比率が約20%も増えているのが分かります。若い人中心に仮想通貨の将来性に対する期待度が伺えるデータですね。
欧米でも同じ傾向があるようですね。
国内ユーザーはほとんどbitflyerでビットコインFXをやっていると思いますが、私はハイレバで取引できるFXGTを超絶おすすめします。国内は最大2倍のレバレッジなので資金効率が悪いです。FXGTなら最大500倍で取引できるため、ボラティリティのあるビットコインなら少額でも稼げます。
負けるとき(ロスカット)もその分早いですけどね(笑
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